グーグル、地域の情報を共有できる「Neighbourly」アプリの提供を終了へ

Charlie Osborne (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2020年04月06日 08時53分

 Googleは、コミュニティーアプリ「Neighbourly」の提供を終了することを決定した。ユーザーのエンゲージメントが低かったようだ。

 Googleによると、「Neighbourly Beta」モバイルアプリは現地時間5月12日に機能を停止し、アクセスできなくなる。

 Neighbourly Betaは2018年、地域の情報を見つけて共有するアプリとしてリリースされた。ユーザーはこのアプリを利用し、イベントの一覧から地域の重要な発表まで、さまざまな情報を共有できるほか、質問、アドバイスの要求、写真の共有、投票、会話などをすることができる。

 ユーザーは、地域コミュニティーの活動的なメンバーであることを示すバッジを獲得することもできる。

 インドが、アプリのテスト地域として選ばれた。しかし、NeighbourlyはGoogleが望んでいたほどの人気を集めることができなかったようだ。Googleは、「アプリはわれわれが期待していたほど成長しなかった」としている。

 そして、このアプリの提供を終了することになった。

 Googleは、「近所の人々とつながり、地域の情報をより身近に、便利に共有できるよう、Neighbourlyをベータ版アプリとしてリリースした」とし、「この困難な状況下で、毎日多数のユーザーの役に立っている他のGoogleアプリに専念することで、より多くの人々を支援できるとわれわれは考えている」と説明した。

 自分のデータのコピーを残したいユーザーは、2020年10月12日までに「Google Takeout」にアクセスする必要がある。そこで、自分の投稿、返信、コメント、「いいね」したコンテンツ、投票情報、保存した投稿などのコピーをダウンロードできる。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、地域の結束を強めることのできるアプリやサービスは、ロックダウン中に支援できるだけでなく、援助を提供したり、要請したりする上で、これまで以上に貴重なものとなっている。

 そのような中、コミュニティーを重視したアプリを削除するタイミングとしては適当ではないように見受けられるかもしれない。しかし、このアプリがベータ版のままであることなどから、ユーザー数が適切に機能できるレベルに達していないとGoogleは判断したのだろう。Neighbourlyから学んだことを、「当社の他の製品の改善」に役立てるとしている。

 Googleはユーザーに対し、「Googleマップ」の「ローカルガイド」となるよう促している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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