Kyashは3月31日、シリーズCラウンドにおいて、約47億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、累積資金調達額は約74億円になる。
Kyashは、ウォレットアプリ「Kyash」のほか、アプリと連動したプリペイドカード「Kyash Card」を個人向けに提供。また、法人向けには、Web APIを通じて即座にVisaカードを発行できる決済プラットフォーム「Kyash Direct」を展開している。決済上限額などが引き上げられ、タッチ決済にも対応するKyash Cardは、すでに申し込み受付を開始。4月上旬での発送を予定している。
今回の調達は、シリーズBラウンドから参画した米Goodwater Capitalと、ベンチャーキャピタル(VC)Greenspring Associatesをリード投資家とし、グロースエクイティファンドの英Greyhound Capital、米Altos Ventures、グローバルVCのPartech Partners、米Broadhaven Ventures、米Tekton Venturesなどがそれぞれ運営するファンド、DST GlobalのマネージングパートナーであるRahul Mehta氏を引受先とした第三者割当増資を実施。シリーズAラウンドから参画する国内VCのジャフコも継続する。
調達した資金については、事業領域の拡大のほか、特にデジタルバンク事業の推進に活用するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス