Facebookは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の間、ユーザーがより簡単に支援を要請または提供できるようにする新ツールをリリースした。
このツールは「Community Help」という名称で、米国時間3月31日に米国のほか4カ国でリリースされた。Facebook上のハブとなるCommunity Helpには、非営利団体に寄付できるリンクや、50マイル(約80km)の範囲内にいて支援を求めたり提供したりしているFacebookユーザーの投稿が表示される。支援物資、輸送、ビジネス支援などのカテゴリー別に記事を絞り込むことで、適切な人物やボランティア団体とつながりやすくなる。Facebookユーザーはすでに支援のためのグループなどの機能を利用しているが、新しいCommunity Helpツールにはこれらすべての情報が1カ所に表示される。
今回のリリースより前に、このツールは米国の一部の都市でテストされていた。Community Helpはまず米国、英国、フランス、カナダ、オーストラリアで今後数日かけてリリースされる。ツールにアクセスするには、Facebook上の「新型コロナウイルス(COVID-19)情報センター」に移動し、「see all」(すべて表示)をクリックすると、支援の検索やリクエストに関する各セクションが表示される。あるいは、facebook.com/covidsupportを訪問してもいい。Facebookは、このツールを今後数週間のうちに他の国でもリリースする計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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