ジョージワシントン大学病院の医師らは、3月に入って初めてのCOVID-19の患者に遭遇した。COVID-19は、新型コロナウイルスによって引き起こされる呼吸器疾患だ。同病院は先週、医師らが現在、仮想現実(VR)技術を利用して患者の肺を観察していることを示す動画をYouTubeに投稿した。
このシミュレーション画像では、健康な肺組織は青色、ウイルスに感染した肺組織は黄色で示されている。
「ウイルスに感染した異常な肺組織と、隣接するそれよりも健康な肺組織の間には、明らかな違いがある」と、ジョージワシントン大学病院の胸部外科部長を務めるKeith Mortman医師は、同病院のポッドキャスト「HealthCast」のインタビューの中で語った。「違いは明らかであるため、医師でなくてもこれらの画像を理解することができる(中略)観察される損傷は、肺のいずれかの一部に限定されてはいない。両方の肺に深刻な損傷が散在している」(同医師)
Mortman医師は、COVID-19から回復した患者の長期的な肺損傷の可能性を特に懸念していると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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