パナソニックi-PRO(アイプロ)センシングソリューションズは、AIプロセッサーを搭載したネットワークカメラ「Xシリーズ WV-X2533LNJ/X2232LJ/X1534LNJ」3機種と、AIプロセッサーに対応した機能拡張ソフトウェア2種を発表した。ネットワークカメラ内で画像分析することでシステムの負荷を分散できる。
ネットワークカメラにはシリーズ初となる専用のAIプロセッサーを搭載。従来のネットワークカメラでは難しかった映像の分析、解析などの高負荷のAI処理をカメラ内で行うことで、サーバー側で行っていたAI処理の負荷が分散され、監視システム全体を効率よく構築、運用できる。
搭載しているAIプロセッサーは最大3つのアプリケーションを追加できる構造。パナソニックでは、対応した機能拡張ソフトウェアとして「AI動体検知アプリケーション(WV-XAE200W)」と「AIプライバシーガードアプリケーション(WVXAE201W)」の2種を同時発売するほか、サードパーティでAIネットワークカメラにインストールするアプリケーションを開発できるソフトウェア開発キット「i-PRO Camera SDK」も用意する。
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