Facebookは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による遠隔業務を支援するため、1人あたり1000ドル(約10万7000円)の特別手当を支給すると社員に伝えた。同社が米国時間3月17日に明らかにした。
Facebookは、全世界で4万4900人以上を雇用している。こうした動きは、新型コロナウイルス拡大の影響を緩和するため、IT企業がどのような取り組みをしているかを示す一例だ。折しも、サンフランシスコを含むベイエリアの6つの郡が外出禁止に近い命令を出しており、17日から実施されている。
Facebookを含むIT企業の多くは、外出禁止の発表の前から、社員に在宅勤務を要請してきた。Facebookによると、1000ドルの手当は事務用品の購入や予期せぬ育児費用など、社員が望むように使えるという。
最初に報じたThe Informationによると、Facebookの最高技術責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、17日の社内通知で手当の件を社員に伝えたという。
Facebookはさらに同日、小規模企業の支援のために1億ドル(約107億円)相当の現金と広告クレジットを提供していくことを明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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