LINEは3月5日、IBJグループのDiverseと共同で「HOP株式会社」を設立すると発表。マッチングサービス事業に参入する。
HOPでは、人と人のつながりの距離を「HOP」とし、そのつながりを利用してパートナーとマッチングするとしており、LINEのセキュリティ基準、画像認証、パーソナライズなどのAI技術を活用。婚活サービス「youbride」などを手がけるDiverseのノウハウと、LINEの国内8300万人のユーザー基盤を組み合わせ、本人確認強化、パートロールや監視など信頼性・安全性、プライバシー保護を重視した、新しい出会いの場を作るという。
LINEでは、スマートフォンの普及、セクシュアリティの考え方の多様化など、パートナー選びやコミュニティの価値観も変化しているほか、米国やアジアのコミュニケーション企業、SNS企業がマッチングサービスを提供。幅広い層で利用されている巨大なユーザー基盤を生かし、LINEもこの流れに乗る形となる。
HOPの代表取締役には、LINE執行役員 事業戦略室 室長の室山真一郎氏が就任。 資本金および資本準備金は4億円で、出資比率はLINEが60%、Diverseが40%。LINEの連結子会社となる。
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