島津製作所、水中で95Mbps以上を出す小型レーザー光モデム発売--水深3500mで使用可能

 島津製作所は、水中で通信速度95メガbps以上の通信を可能とする光モデム「MC100」を発売した。海底探査やパイプライン保守管理などに用いられる無人潜水機(水中ドローン)向けに提供していく。税別販売価格は1500万円。

水中で通信速度95メガbps以上の通信を可能とする光モデム(出典:島津)
水中で通信速度95メガbps以上の通信を可能とする光モデム(出典:島津)

 水中では電磁波が減衰しやすいため、無線通信を実行する際は通信速度が数十キロbpsしか出ない音波が主に使われる。これに対し、島津は水中で減衰しにくい青色光と緑色光の半導体レーザーで通信する水中光無線通信装置を開発し、数十メガbpsの高速通信を可能にしたという。これにより、水中でハイビジョン動画リアルタイム通信や大容量ファイル送信などが実行できるようになる。

 MC100の耐水圧性能は3500m以上で、深海域でも使用可能。こうした深海では水中ドローンの使用が期待されており、MC100は直径113mm×長さ250mm、重量2.85kgと小型かつ軽量であるため、小型水中ドローンへ容易に搭載できるとしている。

深海域でも使用可能(出典:島津)
深海域でも使用可能(出典:島津)

 今後、島津は水中光無線通信技術の研究開発を進め、「水中光Wi-Fi」と呼べるような通信環境の構築に必要な技術を提供する考え。

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