アップル、売上高予想が未達の見込み--新型肺炎が「iPhone」生産などに影響

Shara Tibken Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高橋朋子 (ガリレオ)2020年02月18日 10時34分

 新型コロナウイルスは、Appleが予想した以上に同社事業に影響を及ぼしており、「iPhone」が世界中で一時的な供給不足に陥る可能性がある。

マスクを着けた男性
提供:Getty Images

 Appleは米国時間2月17日、1月に示した四半期の売上高予想を達成できない見込みだと発表した。同社はこの新たな見通しについて2つの理由を挙げた。新型コロナウイルスが、中国の顧客の需要、および中国における生産能力に打撃を与えているというものだ。中国はAppleにとって最大級の市場であると同時に、iPhoneなどの製品が主に製造されている地域だ。製造再開のペースが遅れているため、世界中で一時的にiPhoneの供給不足が生じる見込みだとAppleは述べている。

 Appleによると、1月末に示した予想は、当時得られた情報に基づき、また中国の春節休暇の延長後、業務のペースが通常に戻る時期を推定して出されたものだ。Appleはこのとき、サプライヤーや客足に生じる潜在的な影響を織り込んだ1-3月期の売上高予想を発表していた。630億〜670億ドルという売上高予想は、同社が通常示すよりも幅をもたせた数字だ。またこの予想幅は、アナリスト予測の624億5000万ドルを上回っていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]