サムスンの縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」を試す--ガラス画面やヒンジの印象は - (page 2)

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2020年02月14日 07時30分

 最初の折りたたみ式スマートフォンのプロトタイプが登場して以来、自立式のスクリーンは筆者が強く求めていた機能だった。上半分で画像や動画を見つつ、スクリーンの下半分で文字入力などをすることができれば、この機能は特に便利だ。Galaxy Z Flipのような縦長で幅の狭いデザインだと、ハンズフリーで動画を視聴することができて便利だが、画面を完全に開いた状態で動画を視聴する7.3インチのGalaxy Foldに比べて、動画自体のサイズはとても小さく感じるだろう。


 また、サムスンはGoogle(正確にはYouTube)と提携して、Galaxy Z Flipを折り曲げたときに、アプリが2つの部分に分割されるようにした。スクリーンの上半分でYouTube動画を視聴しながら、下半分でコメントを読めるようにすることが狙いだ。それを機能させるにはYouTubeをアップデートする必要があるので、筆者はテストできなかったが、カメラアプリでその効果を確認することはできた。コントロールアイコンが下半分に表示され、画像が上半分に表示される。

 この機能が実際にどれだけうまく機能するのかを確かめるには、この機能を活用するアプリがもっと必要だ。

スクリーンの実際の耐久性はどれくらいか

 サムスンによると、Galaxy Z Flipのスクリーンは20万回の折りたたみ(5年間の使用に相当)に損傷なしで耐えることができるという。この数字は、本体を繰り返し開閉することによって、スクリーンとヒンジが損耗することを表している。

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提供:Juan Garzon / CNET

 この20万回という公称値はGalaxy Foldと同じで、米CNETは2019年10月に、「FoldBot」と呼ばれるマシンでGalaxy Foldの開閉の耐久性をテストした。このテスト(科学的な結論ではなく概算を得るために実施した)で、Galaxy Foldは12万回の折り曲げに耐えた。一方、MotorolaのRazrについては、2万7000回を過ぎたところでわれわれはテストを止めた。同じマシンで、スムーズに折り曲げることができなくなったからだ(米CNETはテスト結果について正確には比較できないという但し書きを記載し、MotorolaもFoldBotの結果に反論する声明を出した)。

 いろいろと述べてきたが、要は、スクリーンが実際にどれくらいの期間耐久するのかは、現時点ではまだ分からないということだ。あるいは、もっと重要なことに、スクリーンとヒンジ機構が、水、湿気、ホコリ、砂などの環境的な要因による損傷から、指の爪や鍵といった日常的なモノまで、どのような損傷に耐えることができるのか、という疑問に対する答えも、今の時点では不明である。サムスンが、ヒンジの内部に、鼻毛のように機能してホコリやごみを閉じ込めたり除去したりする特殊な繊維を取り付けたことは、すでに判明している。

Galaxy Foldの失態が繰り返される可能性はほとんどない

 Galaxy Z Flipのガラススクリーンでは、圧力による損傷など、初期のGalaxy Foldを悩ませた大きな弱点を克服できると予想されている。Galaxy Z Flipでは、厚いプラスチックベゼルとスクリーンの間に指の爪(やホコリ)が入り込む隙間がないので、よく分からずに保護レイヤーを剥がしてしまうというようなことも起こらない。

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