三井不動産、ビームス、大日本印刷は2月12日、RFID(Radio Frequency Identification)を活用した店舗の商品情報読み取り実証実験を実施すると発表した。商品に取り付けられたRFIDタグ情報を自動で読み取り、店舗内の商品在庫情報を自動的にデータ化する。
実施期間は2月13日から4月24日まで。三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY、ららぽーと立川立飛に出店している「B:MING by BEAMS」店舗内に複数のRFID読み取りアンテナを配置し、商品に取り付けられたRFIDタグ情報を自動で読み取る。
これにより、店舗内の商品在庫情報が自動的にデータ化され、各ショップにどのような商品が置いてあるかを事前に把握できるほか、ほしい商品がどのショップにあるのかもわかるようになるという。
実証実験では、店頭と店舗内倉庫で複数パターンの読み取りアンテナの設置し、それぞれ異なる検証を実施。店頭ではいかに効率的に大量の商品情報を読み取れるか、店舗内倉庫では、倉庫内の商品だけをいかに正確に読み取るかを検証し、それぞれの空間に対して最適なアンテナ配置方法を探る。
読み取りアンテナからの電波は、広範囲の商品を瞬時に把握できるが、壁などの障害物も貫通してしまうため、限られた空間の読み取りについては不向きな側面もあるとのこと。今回一部の店舗内倉庫や試着室については、壁面や天井内部にあらかじめ金属板を入れ込み、電波が限定された一定の区画を作り出すことによって、当該区画内の商品だけを正確に把握できるかの検証も行う。
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