Googleは米国時間2月4日、開発者や企業が「Glass Enterprise Edition 2」を特定のハードウェア販売業者から直接購入できるようにしたと発表した。これまで、この製品に興味を持った法人顧客はGoogleのパートナー企業と協力し、特定のニーズに見合ったスマートメガネ用のカスタムソフトウェアを開発する必要があった。
Google Glassは当初、コンシューマー向け製品として登場したが、Googleは2017年に企業向けの拡張現実(AR)のメガネ型デバイスとしてよみがえらせた。2019年5月には、Glass Enterprise Edition 2を発表している。物流や製造業、フィールドサービスなど広範な分野で利用されている。
GoogleのJay Kothari氏は同社のブログに「Glass Enterprise Edition 2を2019年5月に発表して以来、Glass向けの有益なエンタープライズソリューションを新たに作り上げたいと考える開発者や企業からの大きな需要があった」と記している。
同製品は「Android」をベースにしており、企業で既に利用しているサービスやAPIを統合できるようになっている。またGoogleは、新しいオープンソースアプリケーションとコードのサンプルを共有しており、Glass向けのアプリケーションを構築する開発者が利用できるようにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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