ディーアンドエムホールディングスは1月29日、デノンブランドからネットワークスピーカー「DENON HOME 250/150」(想定価格:4万8000円/3万2000円)を発表した。独自のネットワークオーディオプラットフォーム「HEOS(ヒオス)テクノロジー」を搭載する。発売は2月下旬。
HEOSテクノロジーは、Wi-Fiへの接続、設定、操作がHEOSアプリから簡単にできるという、独自のネットワークオーディオプラットフォーム。以前はHEOSブランドとしてネットワークスピーカーを展開していたが、今回からブランド名をデノンに改めた。AVアンプやミニコンポなど、搭載モデルを拡大しており、現在20機種以上の対応機を持つ。
DENON HOME 250/150は、ストリーミングサービスやインターネットラジオ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー、USBメモリー、スマートフォンなどの音楽を再生できるほか、複数のDENON HOMEスピーカーを組み合わせ、リビングとキッチンで同じ曲を聴くなど、マルチルームオーディオに対応する。
DENON HOME 250は、20mmドームトゥイーター×2、102mmコーンウーファー×2、133mmパッシブラジエーター×1を備えた、2ウェイ4スピーカー、1パッシブ構成。DENON HOME 150は、25mmドームトゥイーター×1、89mmコーンウーファー×1の2ウェイ2スピーカーを搭載する。
いずれも高剛性化したエンクロージャーを採用し、振動をコントロール。クリアかつ繊細な音を再現する。
PCやNASなど、ローカルネットワーク上のミュージックサーバーやUSBメモリに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応し、DSDファイルは5.6MHzまで、PCMファイルは192Hz/24bitまでの再生が可能。DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応する。
AirPlay2を使って楽曲再生ができるほか、Bluetoothからのワイヤレス再生もサポート。Amazon Alexaによる音声コントロールも可能だ。両機種ともに2台組み合わせれば、1組のステレオシステムとして使用できる。
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