ソニーと大和証券グループの投資ファンドが追加資金調達--ベンチャー企業を支援

 ソニーと大和証券グループの子会社である大和キャピタル・ホールディングスは、共同ファンド組成のための合弁会社「Innovation Growth Fund」が追加資金調達を実施したと発表した。

 Innovation Growth Fundは2019年3月に設立。今後大きな成長が期待できる産業分野のベンチャー企業を対象とした投資ファンドになる。2019年6月の第1次募集で三井住友銀行、大阪商工信用金庫などの金融機関、三菱UFJリースや学校法人などがリミテッドパートナーとして参画。今回、追加クロージングとして新たに大阪厚生信用金庫、横浜銀行、滋賀銀行、岩崎学園、SMBC日興証券、三井住友信託銀行が名を連ねた。

 2019年12月末時点において規模は160億円。今後は、ソニーと大和証券グループそれぞれのグループの基盤も活用しながら本ファンドの投資先を支援しとで、ファンドのパフォーマンス最大化を目指す。

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