中国の通信機器大手である華為技術(ファーウェイ)は英国で現地時間1月15日、2019年に690万台の5Gスマートフォンを出荷したことを明らかにした。同社は何かと議論を呼んでおり、米国が同社の次世代無線ネットワーク市場支配を阻止しようとさまざまな手を打っているが、その中でも堅調な実績をあげていることが裏付けられた形だ。
ファーウェイは2019年、「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」「HUAWEI Mate 30 5G」「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 30 RS」「HUAWEI Mate 20 X(5G)」「HUAWEI nova 6 5G」「HUAWEI Mate X」「Honor V30 Pro」「Honor V30」と、8モデルの5Gスマートフォンを発売した。
ファーウェイは2019年12月、同年に2億4000万台のスマートフォンを出荷したと述べていた。同社は世界第2位のスマートフォンメーカーの地位にある(1位はサムスン)。
ファーウェイはまた、15日の発表の中で同社の5Gインフラ設備の優位性をアピールした。米国の政治家が懸念しているのはこの点で、14日には超党派の上院議員グループが「信頼とセキュリティ」を備えた5G機器を開発する企業に助成金を出す法案を提出しているほどだ。
米国はファーウェイの世界的な影響力にも懸念を向けている。13日には米政府当局の関係者が、英国のBoris Johnson首相率いる政権に対し、ファーウェイを英国の5Gネットワークから排除するよう説得を試みている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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