未来というのは不思議なものだ。タイムマシンで2000年に戻って、電気自動車が輸送手段の主流になり、しかも話すことができるようになると教えてあげよう。
車が話をするというのはごく最近の話題で、Teslaの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏が米国時間1月12日にこの可能性に言及した。Musk氏はツイートで、Teslaの車両は間もなく、設定次第で歩行者に話しかけることができるようになると述べ、名前のないこの機能を短い動画で紹介した。
Teslas will soon talk to people if you want. This is real. pic.twitter.com/8AJdERX5qa
— Buff Mage (@elonmusk) 2020年1月12日
動画では、通り過ぎるTeslaの「Model 3」が撮影者に対して、「そこに立って見ていないで乗車したら」と言っている。歩行者を誘って自分の車に乗せたいとはあまり思わないが、友人の前で披露するには面白いパーティの余興だ。この機能を人々が面白がっている動画が撮影できることだろう。
話がそれてしまった。同機能に関してMusk氏はこれ以上の詳細を明かしていないが、ここで使われているスピーカーは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に対する2020年の新規制に合わせて追加されたものと同じである可能性が高い。Tesla車をはじめとするすべての電気自動車は2020年から、時速18.6マイル(30km)以下で走行中は歩行者に聞こえる警報音を発することが義務付けられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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