Googleの親会社Alphabetの最高法務責任者David Drummond氏が1月31日付で退社することが、米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によって明らかになった。
長年Google幹部を務めてきたDrummond氏は2019年8月、Googleの法務部門に勤務していたJennifer Blakely氏と不倫関係にあったことを公式に認めた。Blakely氏は、Drummond氏が2人の間に生まれた子どもの養育を支援せず、自身を脅迫したと、Mediumへの投稿で主張した。このときDrummond氏は、Blakely氏の主張に反論することを避けたが、「10年前にBlakely氏との間に難しい別離があった」ことは秘密ではないと述べている。
Googleの広報担当者は、Drummond氏に退職金は支払われないと述べたが、それ以上の詳細はコメントしなかった。Drummond氏やその代理人にコメントを求めたが回答は得られなかった。
Drummond氏は、同僚たちに宛てた社内メモで、「私にとって次世代のリーダーに道を譲る良いタイミングだ」と述べたとForbesは報じている。Google創設者のLarry Page氏とSergey Brin氏が2019年12月に、Alphabetの経営トップの座をGoogleの最高経営責任者(CEO)であるSundar Pichai氏に譲ると発表しており、Drummond氏は自身の退社をこの決定と関連づけている。Drummond氏は数カ月前から数千万ドル相当のAlphabet株を売却している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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