CES 2020

レノボ、天板にE Ink画面を搭載するノートPC「ThinkBook Plus」--手書きにも対応

Joshua Goldman (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2020年01月08日 11時08分

 Lenovoは常に、既成概念にとらわれない製品を技術見本市「CES」向けにいくつか用意しているように思えるが、今回の新製品は今まで以上に独創的だ。13.3インチの「ThinkBook Plus」の天板上には、10.8インチのE Inkサブディスプレイが組み込まれている。同社の説明によると、「ユーザーはこのディスプレイ上で、統合された『Lenovo Precision Pen』を使用してイラストや図表を作成できるほか、天板を閉じた状態でも重要な通知が表示されるので、会議中も集中を維持できる」という。

ThinkBook Plus
提供:James Martin/CNET

 閉じた状態でも通知が表示されるからといって、会議に集中し続けられるかは疑問だ。とはいえ、やるべきことを素早く書き留めて、スマートフォンのロックを解除したりノートPCを開いたりしなくても「Microsoft OneNote」と同期できる機能は、便利そうだ。さらにスクリーンセーバーでカスタマイズすることもできる。

 E Inkディスプレイを除くと、ThinkBook Plusはかなりシンプルな13.3インチの超軽量型ビジネス用ノートPCだ。主な仕様は以下の通り。

  • 最上位の構成で第10世代の「Intel Core i7」プロセッサー搭載
  • 「Intel UHD Graphics」内蔵
  • 8GBまたは16GBのRAM
  • 256GBまたは512GBのM.2規格対応PCI Express(PCIe)接続のSSD
  • sRGB色域を100%カバーするフルHDディスプレイ
  • 指紋リーダーとウェブカメラ用プライバシーシャッターを備え、セキュリティ規格TPM 2.0に対応する電源ボタン

 LenovoのThinkBook Plusは3月に発売予定で、価格は1199ドル(約13万円)からとなっている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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