フードロス削減に向け、東京駅の従業員向けにエキナカ店舗初の「レスキューデリ」実証実験

 JR東日本スタートアップは1月7日、「JR東日本スタートアッププログラム2019」の一環として、鉄道会館とフードシェアリングサービス「TABETE」を運営するコークッキングの2社とフードロス削減を目的とした実証実験を開始すると発表した。

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 同実験の実施期間は、1月14日から2月14日まで。東京駅で働く商業施設、駅施設などの従業員を対象とし、エキナカ店舗の営業終了以降、JR東京駅指定の従業員休憩室にて行われる。

 同社によると、閉店後の店舗内の食品を取り巻く環境として、閉店までの品揃え確保、天候による見込み客数の大きな変動という理由からフードロスが発生してしまう課題があるという。

 そこで同実験では、東京駅改札内のエキナカ商業施設「グランスタ」などのエキナカ店舗で販売しきれなかった食品を「TABETE」を運営するコークッキングが買い取り、駅で働く従業員に向けて、コークッキング初の実店舗サービス「レスキューデリ」にて販売する。これにより、フードロスを削減する新しいエキナカ食品エコシステムの構築を目指す。

 対象ショップは、ブランジェ浅野屋、デイジイ東京、BURDIGALA EXPRESS、笹八、ほんのり屋東京本店。出品商品例として、パン詰め合わせ、弁当、おにぎりなどを挙げている。

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