華為技術(ファーウェイ)は9月に「Mate 30 Pro」を発表したばかりだが、既に次期主力スマートフォン「P40 Pro」の発表時期を確定した。フランスの報道によると、「P40」とP40 Proを2020年3月にパリで開催されるイベントで発表することを、ファーウェイのコンシューマービジネスグループCEOを務めるRichard Yu氏が明らかにしたという。
続けてYu氏は、P40 Proには独自インターフェイスである「EMUI」を採用した「Android 10」が搭載されると述べたという。ファーウェイは、米政府によって米国製品の利用を禁止されているため、Googleのソフトウェアのライセンスを取得できない。Android 10はオープンソースであるため、ファーウェイも無償で利用できる。「Google Play」ストアへのアクセスに必要となるGoogleモバイルサービス(GMS)や、「Googleマップ」、「Googleポッドキャスト」などのアプリには、ファーウェイが取得できないライセンスが必要だ。
Mate 30 Proは、高性能なカメラが搭載されバッテリー持続時間にも優れているにもかかわらず、そうしたソフトウェアの問題が理由で、おすすめしづらい端末となっている。P40 Proでは、バッテリー持続時間とカメラ性能がさらに向上すると期待してよいと、Yu氏はフランスの報道機関に語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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