SNSリアルタイム速報サービスなどを提供するSpecteeは12月19日、ソニービジネスソリューションと資本業務提携し、同社から資金調達したことを発表した。約6億5000万円資金調達を進めており、1次募集枠をクローズした。現在は、約1億5000万円を2次募集枠として、複数社と交渉中だという。
同社は防災・危機管理情報解析サービス、特にSNSを解析して災害時の被害状況や緊急情報をいち早く通知する事業を展開。多くのテレビや新聞のニュースをはじめとした報道メディアで採用されており、報道分野以外でも自治体の災害対策本部、官公庁、民間企業の危機管理部門など、多数の企業や組織で利用されているという。
ソニービジネスソリューションは2018年9月より、Specteeの販売パートナーとしてさまざまなソリューションの販売協力をしてきた。今回の資本業務提携により、両社の協力関係を強固にし、より積極的な営業展開を図るとともに、Specteeの持つ技術とソニービジネスソリューションが持つシステム提案・構築のノウハウを組み合わせ、AIを活用したサービス・ソリューションの提供を進めていくとしている。
なお、Spectee代表取締役の村上建治郎氏によれば、同社は2019年10月に単月黒字化を達成しており、2020年には年度で黒字化を見込んでいるという。
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