サムスンは「Galaxy Fold」の販売台数について、すでに100万台も売れた可能性があるとする幹部の発言を訂正した。サムスンの広報担当者はYonhap News Agencyに対し、サムスン電子のプレジデントを務めるYoung Sohn氏が述べた台数は当初の2019年度販売目標だった可能性があると語った。実際の販売台数はまだ100万台に達していないという。
Sohn氏は、ベルリンで開催された「Tech Crunch Disrupt」カンファレンスで現地時間12月12日、「この2000ドル(約22万円)の製品を使いたいと思う人々が100万人いる」と発言していた。
Yonhapによれば、サムスンは以前、2019年に世界全体で50万台のGalaxy Foldを販売する見通しだと述べていたという。米CNETはこの件についてサムスンにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Galaxy Foldは、初期のレビュー用端末でディスプレイに不具合が生じたために発売が3カ月遅れ、9月に消費者向けに発売された。米CNETのJessica Dolcourt記者は、Galaxy Foldを折りたたみスマートフォンの有望な未来を感じさせる端末だとしながらも、まだ価格が高すぎるうえ、耐久性が低すぎると評価した。米CNETの耐久性テストでは、約12万回の開閉に耐えられることが確認されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス