Appleは米国時間12月10日、「iPhone」「iPad」向けの「iOS」の最新アップデートで、「スクリーンタイム」の追加機能をリリースした。この新機能により、子どもがテキストメッセージや「FaceTime」、音声通話で連絡を取る相手を制限できるようになる。
Appleが新たに追加したスクリーンタイムの「ペアレンタルコントロール」で、保護者は子供が連絡を取れる相手を指定できる。複数の連絡先を含むグループの指定も、知らない人を含む「全員」の指定も可能だ。また、割り当てられたアプリの利用時間を超えると友達と話せなくなる設定など、より詳細な制限にも対応する。
Appleによる今回のスクリーンタイムの機能追加は、電話とインターネット接続が生活や人間関係に影響を与えるとの懸念に対応する、テック業界の取り組みの最新事例だ。テクノロジー依存症の兆候が多数の研究で明らかになっており、子供のように常時デバイスを使っているわけではない一部の人にも悪影響があることが示されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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