ソフトバンク、レジなし店舗向け技術のAccel Roboticsに出資--日本への展開計画も

 ソフトバンクグループは、レジなし店舗向け技術を手がける米国企業、Accel Roboticsに対する出資を実施した。ソフトバンクグループがリードインベスターとなったこのシリーズA資金調達で、Accel Roboticsは総額3000万ドル(約32億5710万円)の出資を受けた。

 Accel Roboticsは、スパーマーケットなどの店舗向けにレジなし会計システムを提供する企業。2015年に創業し、カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置いている。

 同社のシステムは、店内をカメラで撮影し、その映像をAIで解析する。店舗の利用者は、商品を持って店から出れば会計が済ませられるので、レジに並ぶなどして代金を支払う必要がない。支払い明細は、テキストメッセージやアプリの通知で受け取る。店舗にとっては、顧客満足度と顧客回転率の向上、在庫管理の効率化などのメリットがあるという。

レジなし店舗で得られるメリット(出典:Accel Robotics)
レジなし店舗で得られるメリット(出典:Accel Robotics)

 Accel Roboticsは、北米と日本で各種店舗への同システム導入に向けた取り組みを展開中だそうだ。

 なお、今回のシリーズA資金調達にはソフトバンクグループのほか、トーヨーカネツ・コーポレートベンチャー投資事業組合(TKCV)、New Ground Ventures、RevTech Venturesも参加した。

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