朝家を出て、仕事をして、帰宅する。これだけでも毎日が光の速さで過ぎてしまうが、これに家事や育児まで加わったら、勉強している時間などないというのが本音だ。しかし、仕事を続けるには学び続けなければならず、そのための時間は捻出しなければならない。そして、ようやく捻出できた貴重な時間には、効率よく勉強したい。
本書では、「時間の作り方」「読むべき本の選び方」「新聞・雑誌の読み方」を3つの柱として、時間がない人が効率よく学び続けるためのコツを解説している。最大の難関は、時間を作ることだ。まずはスキマ時間を見つけること。その時間が本当に「スキマ」なのかは別として、毎日、継続して勉強するには、細切れの時間をかき集めるしかない。また、仕事のない日には、まとまった時間を取るようにする。こうして作った時間に密度の高い勉強をするために、本の選び方が重要になり。さらには新聞と雑誌を効率的にチェックする技術も必要になる。
最初はこうしたことを意識して実行するのは大変かもしれない。しかしいったん習慣となれば、本来の目的である「勉強」に集中できるようになるだろう。貴重な時間をムダにしないために一度は読んでおきたい。
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