データサイエンスプロフェッショナルズは12月6日、同社の宅配型トランクルームサービス「sharekura(シェアクラ)」が、野村不動産の新築分譲マンションの入居者専用サービスとして導入されると発表した。
sharekuraは、月額保管料が1箱100円からの宅配型トランクルームサービスとして、1月31日より提供を開始している。スマートフォンやPCで荷物を管理できるため、自宅の外でも、自宅のクローゼットのように利用できる。荷物は自宅以外にも配送できるため、多拠点生活者にも活用が広がってるという。
今回、野村不動産が販売開始する、2021年3月入居予定の新築分譲マンション「プラウド日暮里テラス」(総戸数63戸)に、sharekuraを入居者専用サービスとして採用。マンション共用の宅配ボックスではなく、あらかじめ各住戸に個別に設置されるトランクルームを活用して荷物を受け渡しできる仕組みでの導入となる。
入居者は、入居者専用サイトから申し込み、取り寄せた専用ボックスに品物を詰める。集荷日に専用ボックスを手渡し、または各戸に設置のトランクルームに収納した専用ボックスを集荷してもらう。預けた品物はスマートフォンやPCで管理ができ、取り出したい品物をスマートフォンやPCで申し込むと、自宅やトランクルームに届く仕組みだ。
これにより、配達時間に合わせて在宅しなければならないといった、住人の負担を軽減するとともに、マンションのスケールメリットを活かした配送フローを設けることで、通常、取り出し時にかかる手数料が無料となる。また、物流業界のトラックドライバー不足や、住人不在による再配達の問題なども、今回の導入の後押しになったとしている。
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