ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は12月3日、日本を含むアジア地域でヒットしたプレイステーション関連ソフトの授賞式となる「PlayStation Awards 2019」(PS Awards)を開催した。
PS Awardsは、1994年のプレイステーション誕生翌年から毎年開催され、今回で25回目。日本を含むアジア地域での累計生産出荷数と配信枚数の合計が一定数を超えたタイトルを表彰している。プレイステーション誕生から25周年という節目でもあるため「プレイステーション25周年記念ユーザーズチョイス賞」や「PlayStation25周年特別賞」といった賞も用意。35タイトルに40の賞が贈呈された。
100万本を突破したPlatinum Prizeは、5タイトルが受賞。「NieR:Automata」(スクウェア・エニックス)、「ゴッド・オブ・ウォー」(SIE)、「Marvel's Spider-Man」(SIE)、「レッド・デッド・リデンプション2」(ロックスター・ゲームス)、「KINGDOM HEARTS III」(スクウェア・エニックス)となっている。
50万本を突破したGold Prizeは、「ウイニングイレブン2019」(コナミデジタルエンタテインメント)、「FIFA 19」(エレクトロニック・アーツ)、「コールオブデューティブラックオプス4」(SIE)、「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN」(バンダイナムコエンターテインメント)、「バイオハザードRE:2」(カプコン)、「Devil May Cry 5」(カプコン)、「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(フロム・ソフトウェア)、「モンスターハンターワールド:アイスボーンマスターエディション」(カプコン)、「FIFA 20」(エレクトロニック・アーツ)の9タイトルが受賞した。
PlayStation Network Award(2018年10月1日~2019年9月30日の期間、日本を含むアジア地域でのネットワーク売上上位3タイトル)では、「フォートナイト」(エピックゲームズ)、「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(カプコン)「FIFA 19」(エレクトロニック・アーツ)が、PlayStation VR賞(同PlayStation VRのフォーマットの盛り上がりに貢献した3タイトル)には、「ASTRO BOT:RESCUE MISSION」(SIE)、「ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN」(バンダイナムコエンターテインメント)、「Beat Saber」(Beat Games)が、インディーズ&デベロッパー賞(同インディーズタイトル、及び配信専用タイトルのラインナップ拡大に貢献した5タイトル)には「Unravel Two」(エレクトロニック・アーツ)、「Hollow Knight」(Team Cherry)、「Overcooked! 2」(Team17 Digital/Ghost Town Games)、「ヒューマンフォールフラット」(Teyon Japan)、「HARDCORE MECHA」(アークシステムワークス/Game Source Entertainment)が、それぞれ受賞した。
過去24回のPS Awardsで各賞を受賞したタイトルの中から、ユーザーによる投票数上位7タイトルに贈られる「プレイステーション25周年記念ユーザーズチョイス賞」には、「The Last of Us Remastered」(SIE)、「ペルソナ5」(アトラス)、「NieR:Automata」(スクウェア・エニックス)、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス)、「モンスターハンター:ワールド」(カプコン)、「ゴッド・オブ・ウォー」(SIE)が受賞。また「PlayStation 25周年特別賞」では、「リッジレーサー」(バンダイナムコエンターテインメント)、「闘神伝」(タカラトミー)、「バイオハザード」(カプコン)、「FINAL FANTASY VII」(スクウェア・エニックス)、「METAL GEAR SOLID」(コナミデジタルエンタテインメント)、「真・三國無双2」(コーエーテクモゲームス)、「龍が如く」(セガゲームス)、「モンスターハンターポータブル2nd G」(カプコン)といった、往年の名作タイトルが受賞した。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント社長兼CEOのジム・ライアン氏は挨拶のなかで、プレイステーションが25周年を迎えたことの感謝とともに、ギネスワールドレコーズより「史上最も売れた家庭用ビデオゲームコンソールブランド」としてギネス世界記録に認定されたことを発表。すでに告知しているプレイステーション5の2020年発売についても触れていた。さらに、プレイステーションの生みの親として知られ、元ソニー・コンピュータエンタテインメント名誉会長の久夛良木健氏も終盤にプレゼンターとして登壇し、華を添えていた。
なお、12月6~9日まで「PlayStation Awards 2019」開催記念キャンペーンを実施予定。受賞作品を特集した特設ページを開設するとともに、SS Awardsの歴代受賞作品やその関連作品をセール価格で販売するという。
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