eBayは米国時間11月25日、チケットマーケットプレイスのStubHubをviagogoに売却することで合意したと発表した。売却額は現金40億5000万ドル(約4400億円)。
viagogoはStubHubと同様に、スポーツの試合やショー、コンサートのチケットをオンラインで売買できるサイトを運営しており、利用者は欧州、アジア、南米に広がる。StubHubは米国で信頼されたチケットマーケットプレースだ。両社を合わせると、70を超える国で1日に数十万枚のチケットが売買されることになる。
viagogoの創業者で最高経営責任者(CEO)のEric Baker氏は、ビジネススクール在学中にStubHubを共同で設立した。同氏はその後StubHubを離れ、StubHubは2007年に3億1000万ドルでeBayに買収された。Baker氏は声明の中で、「両社を統合することは、長い間私の願いだった」と述べている。
両社は当面、統合を進めながら独立して運営される予定だ。今回の買収に伴う経営陣の変更は発表されていない。
eBayは、アクティビスト(物言う株主)のElliott ManagementやStarboard Valueから変革を強く迫られ、この数カ月間激動のさなかにあった。アクティビストらはeBayに対し、StubHubなどの売却やスピンオフを要求していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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