サイトビジットは11月25日、電子契約の締結機能に加えて、ワークフロー、契約書管理機能を実装したワンストップ電子契約サーピス「NINJA SIGN」の有償版となるPro版を、12月9日より販売開始すると発表した。
NINJA SIGNは、契約に関する業務をクラウド上でワンストップで可能にし、従来の契約に関する悩みを解決するサービス。契約書数に応じた従量課金ではなく定額制を採用していることも特徴だ。
これまでのサービスは、電子契約締結だけに対応する部分的なものが多かったが、同サービスではワークフロー設定で契約書の依頼から承認まで対応する。また、契約書レビュー時の履歴も残すことが可能。さらには、紙での契約書の管理や有効期限管理も可能で、契約書管理の手間が削減できるという。
電子契約市場は急成長しており、約52億円の市場(2019年予定)となっているものの、一般社会の中ではまだ紙における契約が中心で、電子契約が浸透しているとはいえない状態だと同社は指摘する。しかし、2019年5月にデジタルファースト法が成立したことにより、2020年以降は本格的に電子契約時代が訪れることが想定されている。
同社では、NINJA SIGNのベータ版を7月29日から無料で公開しており、10月からの有料化を目指していた。その後、無料期間を延長し、今回改めて11月25日からの有料版(Pro版)を提供することにしたという。
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