logo

SIE、ロボットトイ「toio」に“音楽演奏”や“新感覚ボードゲーム”--ゲームAI活用も

佐藤和也 (編集部)2019年11月13日 07時30分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は11月12日、同社が展開しているロボットトイ「toio」(トイオ)について、新作タイトル発表会を開催。「トイオ・コレクション」の拡張パックのほか、音楽やボードゲームなどをテーマにしたコンテンツ、モリカトロンのゲームAIを活用したアプリ、今後のアップデートなどを発表した。

 toioは、「toioコンソール」とリング型コントローラー「toioリング」、そしてキューブ型ロボット「toioコアキューブ」で構成。工作やプログラミングを通じて自分でおもちゃを作り、操作することで、枠にとらわれない自由なあそびを楽しむことができる新しいプラットフォーム。ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program」(シード・アクセラレーション・プログラム)を通じて生まれた製品でもある。

 まず、発売中の「トイオ・コレクション」にさまざまなゲームを追加する「~みんなでもっと楽しめる~ トイオ・コレクション 拡張パック」を、12月5日に発売予定。価格は2980円(税別)。11月12日からtoio取り扱い店舗にて予約を開始する。

 拡張パックでは直感的にあそべるゲームや頭脳ゲームに加え、それぞれのゲームに設定された条件をクリアすると新たなミニゲームが解放される仕掛けを施しているという。なお拡張パックであるため、toio本体に加え、トイオ・コレクションが必須となっている。

「~みんなでもっと楽しめる~ トイオ・コレクション 拡張パック」
「~みんなでもっと楽しめる~ トイオ・コレクション 拡張パック」
拡張パックのデモ展示
拡張パックのデモ展示

 全く新しい音楽の作り方として発表されたのは、「おんがくであそぼう ピコトンズ」。toioの特徴である絶対位置検出技術と各種センサーを活用したロボット技術を活用したもので、キューブで専用マットをタッチすることにより、さまざまな音やリズムを奏でることができる。さらに上下左右へと感覚的に動かしたり、回転させたりすることで、トーンや音の種類、そして楽器を簡単に切り替えることが可能という。音楽の三大要素であるリズム、メロディー、ハーモニーを遊びながら自然と理解できるようになるとしている。

「おんがくであそぼう ピコトンズ」
「おんがくであそぼう ピコトンズ」
おんがくであそぼう ピコトンズのデモ展示。マットにキューブを置くことで音を奏でる
おんがくであそぼう ピコトンズのデモ展示。マットにキューブを置くことで音を奏でる

 なお、音楽監修に作曲家の烏田晴奈さん、プレイングアドバイザーとして16歳のトラックメイカーとして知られるSASUKEさんが。SASUKEさんには今後、企画のアドバイザリーやイベント出演のほか、楽曲の提供も予定しているという。発売時期は2020年夏を予定。

SASAKUREさんからのビデオメッセージが上映
SASAKUREさんからのビデオメッセージが上映

 新感覚ボードゲームとして発表されたのは「大魔王の美術館と怪盗団」。最大4人まで対戦プレイが可能で、怪盗団として美術館に潜入し、美術品を狙う内容。全員のターンが一巡するごとに、キューブに乗った番人が美術館のなかをランダムに徘徊。捕まらないように番人や他プレイヤーとの駆け引きを行いながら、一番多くの美術品を集めたプレイヤーが勝者となる。ゲームのボードは自由に組み替えることができ、無限にオリジナルコースを作ることが可能としている。

「大魔王の美術館と怪盗団」
「大魔王の美術館と怪盗団」
大魔王の美術館と怪盗団のデモ展示。戦略性を楽しめる本格的かつ、新しいボードゲームとなっている
大魔王の美術館と怪盗団のデモ展示。ボードゲームの難しい部分をキューブが代わりに担当してくれるという、戦略性が手軽に楽しめる新しいボードゲームとなっている

 もうひとつ、「戦略バトル」をテーマにしたタイトルを開発中であることを発表。SIE「toio」タイトルプロデューサーの小番芳範氏は、これでイベントや体験会へtoioを出展してきたなかで、「自分で作った命令や動きのパターンで、思い通りに動かしてみたい」という意見が多く、これを踏まえて「動き、創作、自由度」と「発想を生み出すエンタテインメントあふれる世界設定」をコンセプトとして、開発を進めていると説明した。

体験会などで多かった意見
体験会などで多かった意見
「戦略バトル」のコンセプト。スライドに映っているカードやマークらしきものも、関連があるという
「戦略バトル」のコンセプト。スライドに映っているカードやマークらしきものも、関連があるという

 さらにゲーム専用AIの企画開発を手がけるモリカトロンから、初のtoio専用モバイルアプリ「ウロチョロス」が、11月下旬から無償配信される。これは、スマートフォンやタブレットとtoioを接続することで、キューブが意思をもった生き物のように動きまわるというもの。キューブ同士のコミュニケーションや、キューブがプレイヤーの動作に反応するインタラクティブ体験が楽しめる各種モードや、プレイヤーの表情をキューブが読み解くミニゲームなどが搭載されている。

 公開されているtoioの技術仕様を活用して開発されたもので、手掛けたのは「がんばれ森川君2号」などゲームAI研究の第一人者として知られる、モリカトロン 代表取締役の森川幸人氏。森川氏は、キューブを見たときにかわいいと思ったのと同時に、「こころ」が入ると生き物らしくなり、それであればモリカトロンのゲームAIと相性がいいと思い、開発に着手したと語った。

キューブが意思をもった生き物のように動き、キューブ同士でコミュニケーションしている姿を楽しむことができる
キューブが意思をもった生き物のように動き、キューブ同士でコミュニケーションしている姿を楽しむことができる
モリカトロン 代表取締役 モリカトロン AI研究所 所長の森川幸人氏
モリカトロン 代表取締役 モリカトロン AI研究所 所長の森川幸人氏

 システムソフトウェアのアップデートも予定。このアップデートにて、専用カートリッジが無くても楽しめる「フリーそうこう」機能や、プログラミング関連機能の向上や追加が行われる。また、12月からビジュアルプログラミングがWindowsでも利用可能に。さらに12月からビジュアルプログラミングの開発者版において、2台のキューブの制御や協調動作も可能になるという。

 11月14日に発売されるタイトル「トイオ・ドライブ」以降、すべてのタイトルのカートリッジに最新のシステムソフトウェアが含まれるほか、12月に提供予定のスマートフォン(iOS/Android)向けシステムソフトウェアアップデート専用アプリを通じてアップデートが可能になるという。

システムソフトウェアのアップデート
システムソフトウェアのアップデート

 なお、11月14日から全国の対象店舗において、対象のtoio商品を購入した方に先着で「11001 レゴブロック&アイデアセット」をプレゼントするキャンペーンも展開。toioと組み合わせてあそぶとより楽しさがひろがるアイテムとなっている。

「レゴであそぼう!キャンペーン」
「レゴであそぼう!キャンペーン」

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]