アップルは、米国時間11月7日に最新の「iOS 13.2.2」をリリースした。これにより、頻繁にアプリが終了するバグなどが解消するそうだが、注目したいのは「モバイルデータ通信を一時的に利用できなくなる場合がある問題に対処」という項目だ。
9月20日に新型となる「iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max」が発売されたが、各携帯キャリアのiPhone 11シリーズで突然、データ通信が利用できなくなってしまう不具合が一部のユーザーの間で発生しており、SNSなどでも報告が相次いでいた。また、再びデータ通信を使うには、端末を再起動したりする必要があった。
NTTドコモの代表取締役社長である吉澤和弘氏は10月29日の決算会見で、顧客からの申告はそれほどないものの、少数でも申告があったことを受け、事実関係を調べている最中であり、その結果を踏まえて今後の対応を検討すると話していた。
ちなみに、筆者のiPhone 11 Pro(au版)でも、地下鉄に乗っている際など、特定の条件でこの事象が発生することがあり、その度に端末を再起動していた。今回のアップデートによって、ようやくそのストレスから解放されそうだ。
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