カチリは11月5日、同社が提供する飲食店のためのモバイルオーダー運用ソリューション「PLATFORM」が、台湾カフェ「春水堂」(運営はオアシスティーラウンジ)および、春水堂グループの「TP TEA」(Taiwan Professional TEA)の15店舗において、11月7日から全国導入されると発表した。
PLATFORMは、数万円から始められる飲食店のためのモバイルオーダー運用ソリューション。さまざまな規模の飲食店において、自社ブランドのモバイルオーダー・キャッシュレスセルフレジが素早く導入でき、待ち時間を削減できるほか、今まで以上にパーソナライズされたサービスの提供が可能になる。
導入するのは、春水堂の代官山店、表参道店、六本木店、サクラテラス飯田橋店、ヴィーナスフォート店、 東京ドームシティラクーア店、銀座店、横浜ポルタ店、グランフロント大阪店、 西宮ガーデンズ店、、天神地下街店、アミュプラザ博多店の12店舗。
TP TEAの六本木ヒルズ店、丸ビル店、阪急三番街店の3店舗。
春水堂は1983年に台湾で茶館として創業。若者へのお茶の継承のために開発した数々なアレンジティーの中からタピオカミルクティーが生まれ、2013年に日本に上陸した。なお、TP TEAは、春水堂がプロデュースするテイクアウト専門店の系列店。台湾国内で250店舗を展開する最大規模のティースタンドだという。
元々、2019年7月から春水堂の都内2店舗にて先行導入されていたが、好評につき春水堂を含む2ブランドで全国展開することになった。なお、日本のアレンジティー業態で初の全国展開となるという。
同社によると、春水堂グループでは「タピオカが飲みたいけど列に並ぶ時間がない」「沢山のドリンクやカスタマイズをゆっくり考えて注文したい」などの要望に応え、「スマタピ」というサービス名で導入した。
アプリのダウンロードは不要で、商品を事前にスマホやPCから直接注文・クレジットカード決済するだけで時間指定による予約注文が可能(最短15分)。混雑する時間帯でも店舗で列に並ばず、50種を超えるアレンジティーが気軽にオーダーできることから、導入3カ月でオフィスワーカー、ショッピング客の利用が急増したという。
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