Googleは米国時間10月28日、「Google検索」における「Adobe Flash」のサポートを2019年末までに終了すると発表した。サポートの終了後、Google検索はFlashコンテンツが含まれているウェブページにおける、同コンテンツを無視するようになる。スタンドアローン形式のSWFファイルに対するインデックスの作成も行わなくなる。
Adobe Systemsは2017年、かつて多くのユーザーに利用されていたFlashのサポートを終了すると発表した。それを受けてGoogleは、2020年末までに「Google Chrome」におけるFlashコンテンツのサポートを完全に終了すると発表していた。Chromeのバージョン76では既にFlashがデフォルトで無効化されている。MicrosoftやApple、Mozillaも自社のブラウザーでFlashを排除する計画を発表している。Microsoftは2019年8月に、「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」ブラウザーから同テクノロジーを削除する計画について詳しく説明している。
GoogleのエンジニアリングマネージャーであるDong-Hwi Lee氏は同社ブログへの投稿で、2013年の後半にはFlashのランタイムが5億回インストールされたと述べ、Flashがかつて広く普及していたことを強調している。
Lee氏は「Flashよ、君はウェブにインスピレーションを与えてくれた」と記すとともに、「今では君の志を引き継いだHTML5といったウェブ標準が存在している」と続けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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