Google親会社のAlphabetがウェアラブル製品大手のFitbitの買収を検討しているとする報道が米国時間10月28日に流れ、Fitbitの株価が急騰した。
AlphabetはFitbitに「買収案を提示した」とReutersは報じているが、買収条件は公表されていない。
Fitbitは、最新スマートウォッチの「Versa 2」など、人気の高いウェアラブル製品やフィットネストラッカーを提供している。「iPhone」にしか対応しない「Apple Watch」とは異なり、Fitbitの製品は「iOS」とGoogleの「Android」の両方のプラットフォームに対応する。
Googleは過去に、Appleのスマートウォッチに対抗して「WearOS」という独自のウェアラブルプラットフォームの開発を試みたが、Tag Heuer、Fossil、Michael Kors、Movadoといった多数の著名ブランドと提携したにもかかわらず、消費者には受け入れられず、初期の取り組みは失敗に終わっている。
IDCのウェアラブル製品に関する最新レポートによると、Fitbitの2019年第2四半期の市場シェアは10.1%で、出荷個数は350万個だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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