Googleは、レストランへの予約申し込みなどを電話のAI音声通話で自動処理する音声アシスタント機能「Google Duplex」を、ニュージーランドで試験すると発表した。
Google Duplexは、人間に代わってAIがレストランなどの店舗へ電話をかけ、人間のように会話して予約などを自動的にとってくれる「Google Assistant」の一機能。まず、米国の一部地域でGoogle製スマートフォン「Pixel」で利用可能となり、その後Appleの「iPhone」でも使えるようになった。
ニュージーランドで実施する試験運用の目的は、10月28日月曜日の祝日Labour Dayに営業時間を変更する店舗があるかどうかを、Google Duplexで問い合わせて自動確認すること。Labour Dayの営業時間が通常の月曜日と異なることが分かった場合は、「Google Maps」と「Google Search」のデータベースにその情報が自動反映されるという。
Googleは、10月第4週より、一部の店舗に対してGoogle Duplexで問い合わせ電話をかける。この電話の着信を希望しない店舗は、試験対象から外すようGoogleに依頼できるそうだ。
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