特殊冷凍事業を展開するデイブレイクは10月24日、同社が製造・販売する新食感フローズンフルーツ「HenoHeno」の企業向け導入実績が、サービス開始から約半年となる9月時点で、累計100社を突破したと発表した。
また、W venturesを引受先とする資金調達を実施している。具体的な金額は非公開だが、数千万円規模の調達という。今後は人材採用を強化や、果物生産地における加工場新設や販売チャネルの拡大、新商品開発などを視野に入れ、フローズンフルーツ事業のさらなる成長・発展に取り組む。
HenoHenoは、「フードロスを美味しく解決する」をコンセプトに、規格外などの理由で廃棄されていた果物を、冷凍テクノロジーで新食感のフローズンフルーツに作り変え、オフィスや家庭に配送するサービス。
使用する素材は全て純国産・無添加の果実で、凍っていながらサクッと噛める食感やフレッシュな風味や甘味がある点が特徴。健康経営やSDGsを重視する企業を中心に導入され、3月のオフィス向けサービスを開始から約半年で、導入企業数は累計100社を突破したという。
5月よりナチュラルローソンでの販売(期間・店舗限定)、7月よりEC販売(数量限定)をスタートさせ、オフィスに限らず一般消費者にも販路を拡大。また、SDGsとの関連性が強く、17のゴールのうち、食品ロス削減をターゲットに含む「No.12 つくる責任 つかう責任」「No.2 飢餓をゼロに」「No.3 すべての人に健康と福祉を」など、複数の目標に取り組めることから、SDGsの実践を目的とする企業が導入しているという。
ロスの果物の提供元である連携生産者は全国に約50拠点あり、月次成長率50%で成長を続けているとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」