ヤフーは10月17日、スマートフォン決済サービス「PayPay」の名を冠したオンラインショッピングモール「PayPayモール」の提供を開始したと発表した。まずは、ブラウザ版から提供し、スマートフォンアプリ(iOS/Android)については、10月末の提供開始を予定している。
PayPayモールには、同社が定める出店基準を満たしたストアのみを掲載。10月16日より家電のダイソンや化粧品の@cosme shoppingなど、約600のストアが出店。ヤマダ電機やロイズ、ZOZOTOWNも出店予定という。
同モールでは、さまざまなキャンペーンを通じて「PayPay残高」をためることができ、サービス開始時は、PayPayで購入すると最大16%相当が付与されるという。近日中には、「PayPayボーナスライト」が獲得できる大型キャンペーンも実施する予定。
また、ファッションや家電など、商品ジャンルごとにUIや機能を最適化。検索や価格比較といった情報の見やすさを重視しているという。さらに、到着14日以内の商品(一部例外あり)であれば、サイズ間違いなどの返品・交換にも対応するという。今後は、購入した商品を、自宅や職場など近辺の店舗で受け取れる、実店舗との在庫連携機能や、チャットで問い合わせができるカスタマーサポートなども整備していく予定だ。
規模や形態などさまざまなストアが数多く集まる「Yahoo!ショッピング」に加え、人気の家電量販店やファッションブランドショップが参加する「PayPayモール」を開始することで、eコマース体験の満足度向上とショッピング事業の成長を加速。先日発表した「PayPayフリマ」とともに、PayPayと強固に連携したサービスを提供することで、同社のeコマース全体の取扱高を伸びしたい考えだ。
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