東京空港交通やJTB、三菱地所など7社は、空港~丸の内間における自動運転モビリティを活用したMaaS実証実験の参加者一般公募を開始した。
実証実験では、成田空港・羽田空港と東京シティエアターミナル(T-CAT)を結ぶ空港リムジンバスと、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させ、空港から丸の内エリアまでのスムーズな移動を目指す。利用者は、スマートフォンなどで事前に予約し、利用当日は専用アプリを用いてバスや自動運転タクシーに乗車する。T-CATと丸の内パークビルの間で自動運転タクシー2台を運行するほか、丸の内パークビルと丸の内仲通りにおいて、1人乗りの自動運転モビリティ「ZMP Robocar Walk」による移動サービスを提供する。空港リムジンバスと自動運転タクシー、自動運転モビリティが連携したサービスの提供は、世界初の事例だという。
空港連絡バスと自動運転タクシーの実証実験は、11月18日から12月1日にかけて実施。自動運転モビリティも加えた実証実験は、11月18日から22日までの間に限られる。実験参加の事前申込は10月9日から15日まで受け付け、抽選により予約可能者を決定する。
利用料金は、成田空港発着が1人3800円、羽田空港発着が1人1600円。自動運転タクシーのみの利用の場合は1200円となる。なお、自動運転モビリティについては、自動運転タクシーの利用者であれば無料で予約できる。
今回の実証実験においては、ZMPが自動運転タクシーの開発、自動運転モビリティの開発・運行、日本交通と日の丸交通が自動運転タクシーの運行、東京空港交通がリムジンバスの運行、三菱地所と東京シティ・エアターミナルが施設の提供、JTBがMaaSに適応した旅行サービス化の検討・販売を、それぞれ担当する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」