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PayPal、Facebookの仮想通貨「Libra」管理団体への参加見送り

Queenie Wong (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年10月07日 08時20分
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 電子決済大手のPayPalが、Facebookなどの企業で構成される暗号資産(仮想通貨)「Libra」の管理団体Libra Associationから離脱する。Libraは、2020年のサービス開始が予定されている。

Libra
提供:Thomas Trutschel via Getty Images

 Libra Associationに加盟するFacebookと提携企業が、Libra発行に向け、直面している課題を浮き彫りにした格好だ。

 PayPalの広報担当者Amanda Christine Miller氏は、「PayPalは、現時点でLibra Associationへの参加を見送る。そして、十分なサービスを受けていない人々に対する金融サービスの民主化という、当社のこれまでのミッションと事業の優先事項を推進することに引き続き専念すると決定した」と述べた。

 同氏は、PayPalがLibra Associationから離脱する理由について明らかにしなかったが、PayPalはLibra Associationの目標を支持し、他の方法でFacebookとの連携を続けていくと述べた。

 Libraはマネーロンダリングなどの違法行為に悪用される恐れがあるとして、世界中の規制当局が懸念しており、調査の対象となっている。Facebookは「Calibra」と呼ばれるLibra向けのデジタルウォレットも開発している。

 WSJは先週、VisaやMastercardなどのパートナーが規制当局による監視を懸念し、Libraの取り組みへの関与を再考していると報じた。Libra Associationのポリシーおよびコミュニケーション担当責任者のDante Disparte氏は、他のパートナーが離脱する可能性について言及することを控えた。Libra Associationは、「メンバーに関して、現時点で公表する情報はない」と述べている。

 同氏は声明で、「Libraプロジェクトのような新世代の決済ネットワークを構築するための道のりは容易ではない」とし、「その変化は困難で、この旅路に乗り出した各組織は、Libraが約束する変化を成し遂げることに全力を注ぐリスクとメリットをそれぞれ独自に評価しなければならないとわれわれは認識している」と説明した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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