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Switch「リングフィット アドベンチャー」を体験--リングコンが生みだす身体運動

佐藤和也 (編集部) 藤井涼 (編集部)2019年10月03日 21時00分
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 任天堂から10月18日に発売予定となっている、Nintendo Switch用フィットネス系新作ソフト「リングフィット アドベンチャー」。こちらを発売に先駆けて体験した。

特徴的な周辺機器を活用し、身体を使って楽しむソフトを体験
特徴的な周辺機器を活用し、身体を使って楽しむソフトを体験

 本作は、リングとバンドを使った新しいフィットネス体験が楽しめるタイトル。ゲームソフトのほか、「リングコン」と「レッグバンド」という、2つの新しい周辺機器が付属しており、それぞれにJoy-Conを取り付けて活用する。

 特徴となるリングコンは、両手で握って操作するリング状のコントローラー。バネのように元に戻る特殊な素材に高精度の「力センサー」を搭載。押し込んだり、引っ張ったりする力を認識する。またJoy-Conに搭載されている「加速度センサー」と「ジャイロセンサー」を活用し、回したり傾けたりといった、さまざまな動きも認識できるという。

 レッグバンドは左脚の太腿につけることで、足踏みや膝の屈伸といった下半身の動きを認識する。レッグバンドを装着し、リングコンを操作することで、プレーヤーの各部位の動きをゲームに反映する。

おおよそ30cm強の大きさがあるリングコン。Joy-Conをセットして楽しむ
おおよそ30cm強の大きさがあるリングコン。Joy-Conをセットして楽しむ

 メインとなるアドベンチャーは、その名の通りプレーヤーが冒険の旅に出るという、物語仕立てとなっているモード。冒険の道中は基本的にその場でのジョギング(足踏み)で移動し、階段ではしっかりと太腿を上げないと進めないといったものや、リングコンを下に向けて押し込むとジャンプするなどといった要素もある。ちなみに振動や騒音が気になる場合は、ひざの屈伸運動で進められるサイレントモードも用意されている。

 魔物とのバトルも用意され、さまざまな運動が攻撃技となって発動する。魔物の攻撃はリングコンをお腹に押し込むといった防御方法となっている。魔物を倒したりコースをクリアすることで、キャラクターを強化していく育成要素も搭載されている。

魔物とのバトル。反射神経を問うというよりも、決まった動きをしっかり行うものが主体
魔物とのバトル。反射神経を問うというよりも、決まった動きをしっかり行うものが主体

 このほか、短時間でさまざまな運動ができるお手軽モードも搭載。気になるところをピンポイントで鍛えるシンプルやミニゲーム、テーマにあわせて運動できるセットメニュー、ゲームに収録されている運動を組み合わせてオリジナルのフィットネスメニューを作ることができるカスタムといったものも用意されている。

 ちなみに運動後は消費カロリーの表示といったもののほか、Joy-Conのセンサー部分に親指を添えることで、脈拍の測定も可能。運動負荷が適切なものかがわかりやすくなっている。さらに、ゲームを起動していなくてもリングコンを押し引きした回数を記録し、アドベンチャーモードでのご褒美が得られる、ながらモードも搭載している。

脈拍を測定
脈拍を測定

 筆者も一通り体験したのだが、心地よい疲れがあったと同時に、普段デスクワークが主体でもあるため、運動不足を痛感するところもあったというのが率直な感想だ。それだけ身体を使ったことを実感できるコンテンツであるともいえる。

 リングコンは実際に持って押し込んだり引っ張ったりしてみると、感覚には個人差があると思うが、極端に固い・柔らかいということはなく、弾力性が相応にあるという印象。そしてそのリングの形状が、画面にもきちんと反映される感度の良さも感じられた。そんなリングコンをなんとなく押し込んだり引っ張ったりすることそのものにも、どこか楽しさを感じてしまう。ちなみに運動が得意なユーザーはしっかり力を入れて楽しむことができ、苦手なユーザーでも設定変更で無理のない楽しみ方ができるようになっている。 

 こういったフィットネス系タイトルであれば、継続して続けられるかどうかもポイント。もちろん利用者本人の意思が重要であることは前提としつつも、アドベンチャーと体験したときは、素直にゲームとして楽しいと思えるものであったうえ、サイトの紹介では「20以上のワールドを収録。目安として1日30分程度のプレイで約3カ月のボリューム」という説明があり、それ以外のモードや機能を見ても、気軽に楽しみながら飽きないように続けられる豊富なコンテンツ量が搭載されていると感じている。

 そして1人で黙々とプレイをするだけではなく、みんなで楽しめる要素もあるように思う。複数人同時プレイの要素はないが、例えばシンプルのなかには指定の動きを繰り返して、一定時間内での回数を競う内容もあり、知人や家族と記録を競うといった遊び方もできるだろう。なにより、体験者が身体を動かし、時には必死になって声をあげたりしてプレイをしている光景そのものが面白いと感じられるものとなっている。

 ダンボールキットと組み合わせで新体験を創出する「Nintendo Labo」シリーズもそうだが、Joy-Conが持つ可能性をより広げたタイトルであるのは間違いのないところ。また筆者としては、これまであまりフィットネス系のタイトルを経験していなかったものの、「運動しないと……」と思っているような状況であるがゆえ、心惹かれるタイトルだと感じられた次第だ。

(C)2019 Nintendo

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