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Twitterの「#裏バイト」で10代が詐欺の“受け子”に--SNSバイト募集の実態

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 10代の「受け子」が増えている。受け子とは、振り込め詐欺などの特殊詐欺のうち、被害者から直接金品を受け取る役割のこと。9月にも、大阪府警が受け子として逮捕した高校生のスマホの中から、被害者の隙を見てキャッシュカードを偽物とすり替える「受け子マニュアル」を発見した。このように、高校生や大学生が受け子で逮捕される例が増えているのだ。

 中には、受け取ったキャッシュカードでお金を引き出す「出し子」を担当することもある。受け子や出し子は直接被害者と対面し、出し子はATMを利用する際に防犯カメラに映るなど、他の役割より逮捕のリスクが高くなる。受け子や出し子は「逮捕要員」「使い捨て」と言われているが、高収入に目がくらみ、或いは騙されて犯罪に手を染める羽目になってしまっているのだ。

 実は、10代の受け子増加の背景にTwitterでのバイト募集がある。SNSでのバイト募集実態、受け子増加の理由とリスクについて解説したい。

Twitterの「#裏バイト」実は「受け子」

 Twitterで「#裏バイト」「#高額バイト」などのハッシュタグで検索すると、様々な投稿が多数見つかる。どれもかなり怪しいものばかり。アイコン画像がなかったり、ユーザー名が意味不明な英数字の羅列になっていたりする。

 「全額日払いの高額バイトです。1日5〜100万円の高収入のお仕事。詳細はDMください」などという投稿に、そのようなハッシュタグがついている。その多くに、「#受け」「#出し」「#受け出し」など、受け子、出し子という意味のハッシュタグもついているのだ。

Twitterの受け子募集
Twitterの受け子募集

 ある大学生は、そのような投稿を見つけ、高収入が得られるならとDMを送ろうとしていたそうだ。「まさか誰もが見られるTwitterで犯罪の募集をしているとは思わなかった。よくわかっていなかった」。たまたまテレビで10代が受け子で逮捕された事件を報道しており、気がついたという。

 SNSなどで割の良いバイトを探す10代は少なくない。ポイントサイトなどで稼いだり、フリマアプリでものを売ったりするなど、ネットを使ってお小遣いを稼ぐことも一般的になっている。「SNSだと連絡も気楽。自分がしようとしていたみたいに、バイト感覚で応募してしまったのでは」と前述の大学生は言っていた。

 警察庁捜査第二課生活安全企画課の「平成30年における特殊詐欺認知・検挙状況等について」によると、少年の検挙数は749人で、特殊詐欺全体の検挙数の3割(27.9%)を占めており、前年度から1.5倍と増加傾向にある。少年の検挙数の75.6%が受け子だ。

 以前は地元の先輩などから誘われるケースが多かったが、SNSで募集すると10代にリーチできるため、最近はTwitterなどのSNSが活用されているのだ。Instagramでも同様に「#高収入バイト」などのハッシュタグで募集が行われているので、注意してほしい。

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