こだわり生産者のオンラインマルシェ「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは10月2日、マネックスベンチャーズ、神明ホールディングス、iSGS、VOYAGE VENTURES、DeNAの5社と松本龍祐氏、元陸上選手の為末大氏などの個人投資家を引受先とした2億円の第三者割当増資を実施したと発表した。
同社によると、農業従事者の平均年齢は67歳。農業従事者数は減少の一途をたどっているという。そこで、一次生産者の販路を広げる「食べチョク」の仕組みをより早く、多くの生産者に利用してもらうべく、今回シリーズAの資金調達を実施した。
なお、調達した資金は新規顧客獲得のためのマーケティング強化と幹部人材、開発人材の採用強化に用いるという。
食べチョクは、こだわり生産者から直接商品を購入できるオンラインマルシェサービス。好みに合う生産者を選んでくれる「食べチョクコンシェルジュ」、友達と分けあえる「共同購入」のほか、販売前に商品を取り置きできる予約機能など、さまざまな買い方を提供している。
登録生産者は500軒を突破し、個人や飲食店の利用者も右肩上がりで増加しているという。2019年からは、肉や魚、酒の取り扱いを開始。こだわり食材の総合マーケットプレイスに発展している。
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