アップルは9月28日午前10時、最新の店舗デザインを採用した新しいストア「Apple 福岡」をオープンした。
直営店のオープンには多くの人が詰めかけることで知られるが、Apple 福岡でも前夜から並ぶ人々がいる人気ぶりだ。当日10時の時点では600人が詰めかけ、恒例のハイタッチで入場。大きな盛り上がりを見せた。なお、新店舗のオープンに伴い、これまで14年にわたって営業してきた直営店「Apple 福岡天神」はクローズしている。
Apple 福岡はのびやかな木製のキャノピー(ひさし)が目を引くデザインで、幅18.5m、高さ8mのガラスによる開放感のある明るい空間だ。横幅はApple 福岡天神よりも50%広くなり、高さは3倍となる。
Apple Storeの中でも世界初となる障子スクリーンを採用し、日中の店内にはまぶしさを抑えた豊かな自然光が差し込み、外が暗くなってからは内部の照明の暖かみのある人工光を感じられるつくりだ。
大きなビデオウォールの前で、写真、音楽、ビデオ撮影、アートとデザイン、コーディング、健康、フィットネスなど、Today at Appleのセッションを体験できる。
なお、オープン当日には先着で恒例となるプレゼントも用意され、プレゼントとともに写真を撮る姿も多く見られた。移転オープンのために特別にデザインされたトートバッグで、ピンバッジやステッカーがセットになっている。
オープンに伴い、Apple 福岡のシニアマネージャーを務めるミカエラウエムラさんがあいさつ。「福岡はたくさんのお祭りがあり、情熱やエネルギーがあふれる街。福岡は海外のお客様からも人気があり、スタートアップやアーティストが集まるハブでもある。そんなダイナミックなコミュニティの一員であることを嬉しく思う。これまで、14年前から営業してきたが、新しくより広い場所にオープンするのは、日本の直営店拡大の一環。スタッフは110名以上のすばらしいチームで、何年もアップルで働いている。中には14年前のオリジナルメンバーもおり、チーム全体としては10言語を話せる」と笑顔で語った。
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