Appleは9月7日10時、日本で最新かつ最大規模の直営店「Apple 丸の内」をオープンする。オープンに先駆けて、プレス内覧会を開催した。
Apple シニアマーケットディレクターのダニー・トゥーザ氏は、「皇居にもほど近く、歴史がある。日本中に伸びる鉄道網が集中し、日本を代表するビジネス街で、新店舗をオープンできることをうれしく思っている」とあいさつした。
Apple 丸の内は、日本では9店舗目の開店で、東京エリアにおいては5番目の直営店だ。Appleが複数年に渡る直営店事業投資をスタートしてからは2018年4月以来、新宿、京都に続く3店舗めの直営店となる。この数は、「この期間に各地でオープンした世界のどこよりも多い数」(トゥーザ氏)という。
「Appleにとって日本は大変特別な国。米国外で初めてつくった直営店が2003年にオープンしたApple 銀座。その店に最初のお客様を迎えてから、日本国内で8000万人以上のお客様を迎えてきた。新たな3店舗のオープンにより、日本における直営店の面積は、2018年4月以来50%以上も拡大した」(トゥーザ氏)
アップルの投資はまだ続く。「9月後半、福岡の直営店は、さらに面積の広い新たな場所に移転してオープンする。Apple 表参道は現在改装中で、改装が完了するとリオープンする。このように、日本国内で新規にオープンするストアと改装により、日本で半数以上にAppleの最新の店舗デザインが採用されることになる。さらに、年末までにはもう1店舗新しいストアがオープンする予定」と説明し、日本においては特にストアの拡大に力を入れていることを強調した。
Apple 丸の内の店舗デザインの特徴は、コーナー部分に3次元の丸みを得るために特別に加工した国内産のアルミニウムから作られた、高さ2階分のヴィトリン・スタイルのショーウインドウだ。
内側には、ウインドウ開口部に沿うように国内産の竹が植えられており、店舗の中央には2階分の高さのアトリウムによって1階と2階を結び付けている。
また、他の店舗と同様に「Today at Apple」セッションを開催する。9月はオープン記念として12回シリーズの特別セッション“The Tokyo Creative Guild”をスタートする。
なお、Apple丸の内に在籍する130名以上のチームメンバーの半数以上が、日本国内の他のApple直営店から異動してきたメンバーだ。うち4名は15年以上も活躍してきたベテランだといい、チーム全体としては15言語を話せる。「世界中からお客様を迎える準備が整っている」(トゥーザ氏)と語った。
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