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iPadをフルに生かせるイラストアプリ「Adobe Fresco」--精細な油彩画や水彩画を再現

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 アドビシステムズは9月25日、iPad用のドロー&ペイントアプリ「Adobe Fresco」の提供を開始したと発表した。

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 Adobe Frescoでは、これまでアナログでしか描けなかった精細な油彩画や水彩画などを手描き感覚でiPad上で描くことができる新ブラシ「ライブブラシ」を内蔵。油彩ならではの立体感のほか、キャンパスに塗った絵の具が乾ききらない状態で他の絵の具を塗り重ねる「アラプリマ技法」など、油絵独特の技法もiPad上で再現できる。また、水彩では別の色が重なった場合の“にじみ”具合をリアルタイムでシミュレート可能だ。

 Frescoでは、ベクターとビットマップの両方を扱うことができ、ライブブラシ以外にも最大1万2800倍まで拡大できる「ベクターブラシ」や、多彩で適用範囲が広い「Photoshopブラシ」に加え、自作のオリジナルブラシが利用できる。

 また、新しくなった選択機能とマスキングプロセスによりレイヤーの一部を分離し、選択した範囲をマスクに変換できるようになったほか、UIを右利き・左利き用にカスタマイズ可能。さらに、Photoshopと連携することでファイルの移動や共有に対応。サイズは柔軟に変更でき、PDF、PSD、PNGなどの形式で書き出すことも可能となっている。

 Adobe Frescoは、無償版と有償版が存在する。有償版では、PhotoshopやCaptureで作成したオリジナルブラシの読み込み、1000種類を超えるKyle Websterのブラシセット、コミックと特殊効果、2つのピクセルブラシ、100GBのクラウドストレージ、中・高解像度画像JPEG、PSDとPDFの書き出しが可能となる。

 これらの機能は、Adobe Fresco単体プラン(最初の6カ月は無料)、Adobe Photoshop単体プラン、Adobe Creative Cloudコンプリートプランで利用可能としている。また、日本独自の仕様として、Jクリエイターブラシ(日本ユーザー向け29種のブラシセット)、ハガキサイズに対応する。

 対応iPadは、全モデルのiPad Pro、iPad Air(第3世代)、iPad(第5世代と第6世代)、iPad mini(第5世代)。バージョン12.4以降のiOSが必要としている。また、スタイラスペンについてはApple Pencilの利用を推奨している。

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