Appleが米国時間9月24日、「iOS 13.1」と、「iPadOS」の最初のリリースを配信開始した。Appleはアップデートを9月30日に予定していたが、19日に「iOS 13」をリリースし、予定を前倒ししていた。アップデートには、複数の新機能とともに、バグの修正が含まれている。
iOS 13.1では新たに、同社の「マップ」でETA(到着予定時刻)を友人や家族と共有する機能のほか、法人向けの新機能としてBYODユーザー向けの「User Enrollment」(ユーザーエンロールメント)が提供されている。この機能は、デバイス上のストレージ領域を区切り、マネージドアカウント関連のデータと、個人的なデータを分離して格納することで、企業データを保護するようになっている。
iPadOSは、AppleがiPad用に特別に設計した初めてのOSだ。これまでiPadには、iPhoneと同じソフトウェアが搭載されていた。iPadOSには、ダークモードなどのiOS 13と同じ新機能がいくつか搭載されているが、タブレット向けの特長もある。「Apple Pencil」関連の機能、ファイル管理、デスクトップに近いインターネットの体験を可能にする「Safari」の新バージョンなどだ。また、iPadでは、ホーム画面のデザインが刷新されているほか、マルチタスク機能が強化されている。コピー、ペースト、取り消しの操作はシンプルで直感的なジェスチャーでできるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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