荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営するecboは9月10日、カフェや美容室など50業種以上の店舗で宅配物を受け取れる新サービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」を発表した。サービス提供時期は追って告知するという。
同社では荷物を預けたい人と、荷物を預かるスペースを持つ店舗をつなぐサービスであるecbo cloakを運営しており、現在は全47都道府県のカフェ、ゲストハウス、コワーキングスペース、シェアオフィス、カラオケ店、漫画喫茶、着物レンタル店、神社、駅構内など、1000店舗以上で荷物を預けることができる。
今回新たに開始するecbo pickupは、このecbo cloakの荷物預かり店舗で、宅配物の受け取りができるサービスだ。店舗は宅配ロッカーを設置することなく遊休スペースを活用でき、自店への集客にもつなげられるとしている。
一方、対象店舗の近隣に住むユーザーは、自宅以外でも宅配物を受け取ることができ、これまで訪れたことのなかった店舗への来店機会にもつながる。
同社では、ecbo pickupにより、手荷物預かりのみならず、ユーザーの元に届く宅配物も一時的に預かることで、日常生活における選択肢を増やし、物流業界の再配達課題の解決にも貢献したいとしている。現在、宅配物の受け取り店舗を募集中。
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