発売が延期されていたサムスンの「Galaxy Fold」が今週発売される予定だが、同社は2020年に、さらに意欲的な折りたたみスマートフォンを発表するかもしれない。次の折りたたみスマートフォンは、6.7インチのディスプレイを搭載し、内側に折りたたむとコンパクトな四角形になると、Bloombergは米国時間9月3日に報じている。
記事には、匿名情報筋らの話として、1980ドル(約21万円)のGalaxy Foldよりも薄く、価格も抑えられる見込みで、前面カメラ用のパンチホールが内側ディスプレイの上部にあり、外側には2つのカメラが搭載されると記されている。サムスンは、米国人デザイナーのThom Browne氏を起用して、できるだけ広い客層にアピールする外観を目指しているという。
ただし、この端末が発売されるかどうかは、Galaxy Foldの売れ行き次第になりそうだ。Galaxy Foldは当初、4月26日に発売される予定で、予約注文分は初日に完売した。しかし、レビューアーから画面の割れ、ちらつき、ふくらみが報告されたことを受けて、サムスンは発売日の4日前になって、同端末の発売を延期した。8月には、再設計されたGalaxy Foldの画像が公開され、画面、内部構造、ヒンジ部分が強化されたことが示された。
サムスンはBloombergの記事に関するコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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