ダイソン、新・ヘアドライヤー--温風を毎秒20回測定、低温でも髪を素早く乾かす

 ダイソンは9月4日、従来のドライヤーより低い温度ながらも髪を早く乾かせるアタッチメントを付属した「Dyson Supersonic Ionic ヘアドライヤー」を同日より発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は4万8600円(税込)。

ダイソン パーソナルケア部門 製品開発 アドバンスドデザインエンジニアのサム バロース氏とヘアスタイリストでSUN VALLEY 代表の渋谷謙太郎氏
ダイソン パーソナルケア部門 製品開発 アドバンスドデザインエンジニアのサム バロース氏とヘアスタイリストでSUN VALLEY 代表の渋谷謙太郎氏

 Dyson Supersonic Ionic ヘアドライヤーは、パワフルなダイソン デジタルモーター V9と羽根のない扇風機で特許を取得したAir Multiolier(エアマルチプライアー)テクノロジを採用。モーター部が取り込んだ空気を3倍に増加し、高圧・高速気流で頭皮までしっかりと届けられるとしている。

日本で最も売れているドライヤーの中から上位2とDyson Supersonic Ionic ヘアドライヤーの風量比較。3つ仕切りを隔てても回っている左の風車はダイソン
日本で最も売れているドライヤーの中から上位2とDyson Supersonic Ionic ヘアドライヤーの風量比較。3つ仕切りを隔てても回っている左の風車はダイソン

 ダイソン パーソナルケア部門 製品開発 アドバンスドデザインエンジニアのサム バロース氏は、「日本でもっとも早く髪を乾かすドライヤー。テクノロジーと製品づくりはつねに進化し続けている」と自信を見せる。

実験を横から見たところ
実験を横から見たところ

 一般的なドライヤーでは、危険な熱さになったときのみ機能する単純なヒートコントロールが多いが、ダイソンでは温風を毎秒20回測定。髪を適度な熱から守ることで、自然乾燥と比べてツヤが17%、なめらかさが11%アップし、うねりや広がりを28%抑えるという。

 また独自のイオン・ベネトレーション・テクノロジーにより、高速で風を髪の根元から毛先まで4100万個のマイナスイオンを放出し、静電気を抑えてまとまりのある髪に仕上げる。

新たに開発されたアタッチメントのジェントルエアーリング
新たに開発されたアタッチメントのジェントルエアーリング

 新たに開発されたアタッチメントのジェントルエアーリングは、細い髪やデリケートな頭皮向けに設計。温度を20度下げ、低温のやさしい風ながらも素早く乾かせるのが特徴。適度な熱を与えることで、カラーリングの髪の色落ちを防げるという。

アタッチメントを装着した右側は、まんべんなく盛り上がっているのが見える
アタッチメントを装着した右側は、まんべんなく盛り上がっているのが見える
ジェントルエアーリングを装着した左のドライヤーは、ほかと比べて温度が低い
ジェントルエアーリングを装着した左のドライヤーは、ほかと比べて温度が低い

 このほか、前モデルから付属していたスタイリングコンセントレーターとディフューザーも再設計。風圧の高い一直線な風をつくり、的確なスタイリングができるとしている。

 なお、これらの付属品は別売も予定しており、ディフューザーは5000円(税別)、その他は4000円(税別)。ジェントルエアーリングは、ダイソン公式オンラインストア、ダイソン直営店、ダイソンお客様相談室。その他のアタッチメントは、ダイソン直営店、ダイソンお客様相談室で購入できる。

カラーはアイアン/フューシャ、ブラック/ニッケル、ブラック/パープルの3種類
カラーはアイアン/フューシャ、ブラック/ニッケル、ブラック/パープルの3種類

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