SUNDRED、新産業共創プログラムの公募をスタート--個人・法人問わず

 SUNDREDは8月28日、Japan Innovation Networkと共同で開催する「Industry-up Meetup 〜社会起点のリバース オープンイノベーションで新産業を共創する〜」において、新産業のシード事業(アイデアを含む)や産業化のパートナーの募集、参加メンバー間の共創を通じ、事業化・産業化を目指す新産業共創プログラム「Industry-up Studio Program」を発表した。

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 同社がJapan Innovation Networkと共同運営する「新産業共創スタジオ」では7月の始動以降、「社会起点」で「100個の新産業を創る」ことを目指し、陸上養殖システム産業のための六次化プラットフォーム事業の推進、医療診察情報産業のためのトリガー事業の発掘と研究会発足などを行ってきた。

 これまでは、同社が主体となって新産業テーマを設定。エコシステムをデザインした上で、発端となる事業(トリガー事業)の加速支援を行ってきた。同社によると、これまでの取り組みを通じて新産業共創プロセスの有効性が確認できたことから、今回の「Industry-up Studio Program」では外部から新産業のアイデア(実現すべき未来につながる新産業テーマ 特定の新産業領域のエコシステム 新産業共創の発端となるトリガー事業)を募集する。

 なお、募集は10月1日から10月中旬までを予定し、大企業、中小企業、スタートアップ、その他法人、個人を問わずエントリーが可能。取り組むべき新産業プロジェクトの対象を、独自の共創プロセスを通じて参加企業などとの合意に基づき具体化。資金調達を含めた加速支援を実施する。

 また、約半年間のプロセスを経て、2020年4月までに7つの新産業シーズの事業化(トリガー事業化)を目指す。

 なお、「Industry-up Studio Program」は「企業・スタートアップ」ではなく「産業・エコシステム」の共創にフォーカスしている点が特徴であり、産業・エコシステムのデザインを参加企業と一緒に創り上げていくことを通じて、結果として「トリガー事業」および、エコシステムに参加する各社の事業成長を実現させるという。

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